毎年10月下旬に開催される、東京おもちゃ美術館の東京おもちゃまつりに行ってきたので、記録しておきます。当日券だと大人1200円、子ども800円です。
①普段の東京おもちゃ美術館との違い
普段でも、かなり遊べる施設なのですが、おもちゃまつりの際は、グラウンドに木のおもちゃがたくさん配置され、より広々と遊べるようになります。また、おもちゃの工作系のブースが多数出展され、体験できるようになります。
工作の内容も、紙のおもちゃといった比較的簡易なおもちゃの工作だけでなく、木のおもちゃを工作することも可能です。だいたい、対象年齢的には4歳児ぐらいから木の工作もかなり出来るようになるので、楽しめる範囲が広がる感じですね。
今回、我が家ではのこぎりを使った積み木づくり体験(500円)と、写真の木製トイカメラづくり(1500円)の工作を体験しました。トイカメラはそこそこの価格がしましたが、それだけあって、出来は良かったです。
積み木づくり体験は、のこぎりを使って木を切って、マジックで模様を書く、という内容なので、かなり価格相応ですね。とはいえ、自分の子どもが頑張ってのこぎりで木を切る姿を見ていると、なんとなく感動するので、これはこれでありです。
②当日の混雑状況
結構混みあってはいるものの、学校の校舎全体を使っているのもあり、来場者数のわりには、混雑は感じづらいです。本体の東京おもちゃ美術館も、通常通り解放されていますが、屋外やブースに人が集中しているので、むしろ普段よりも人が少ないぐらいで、遊ばせやすかったです。
ただ、乳幼児用の施設はかなり混んでいるように見受けられました。おもちゃまつり、乳幼児を対象としたものは実はあまりないので、そうなるのだろうと思います。実際、工作もさすがに乳幼児は手伝ってあげても出来ないですからね…。
簡易でも工作の真似事が出来始める2歳児以降ぐらいが、おもちゃ美術館を含め、おもちゃまつりを楽しめる年齢なのかなーという印象ですね。6歳ぐらいになると、1人でも手伝わずに工作が出来る年齢になるので、もっと遊ばせやすいと思います。
③相変わらず交通の便が悪いのは難。あと、食事処も多くはない
東京おもちゃ美術館の最寄り駅は丸ノ内線四谷三丁目と、なんとなく行きづらいエリアに存在するのが難ですね。駅からも、幼児連れには微妙に遠いですし。
乗換が必要な場合、新宿乗換、渋谷乗換、東京乗換、新橋乗換(銀座線で赤坂見附で対岸ホームに乗換なので、実質一本)あたりになるが、どれも微妙に乗換の距離があるので、想定以上にアクセスが悪いです。渋谷が一番マシなのかな…。
あと、食事を合間に挟みたいところではあるものの、あまり幼児と食事をするようなスポットが多くない、というのもネックではあります。おもちゃまつり会場内に軽食もなくはないのですが…まあ文化祭の出し物のようなものなので、食事にはなりえないと思います。
一応、駅前にバーガーキングがあるので、子どもにファストフードを食べさせて平気なら、ポテトでも食べさせるのが一番楽なのかもしれないですね。
④まとめ
入場料の元が取れる程度には木のおもちゃでの遊びや工作が楽しめ、良いイベントだと思います。ただ、食事などのプランなしで行くと、結構途方に暮れる感じもあるので、そのあたりを考えて行きたいところですね。
総じて、普段の東京おもちゃ美術館で楽しめているなら、イベントでめちゃくちゃ混雑するということもないので、おすすめのイベントですね。