teke teke my life お出かけ編

teke teke my lifeの分室。お出かけの記録です。

大山(@伊勢原市)はノンストレスな山で良かった

富士山を目指して、定期的に登山をする会の一環として、これまで北関東の山を目的にしてきたのですが、そろそろ北関東に行くのも飽きてきたので、神奈川県の伊勢原のあたりにある方山に登ってきました。

大山は700メートル位の高さまではケーブルカーが通っている関係で、体力に合わせた調整がしやすく、初心者向けの良い山でしたね。

大山のアクセス

アクセス

大山は神奈川県の相模原の少し先あたりの伊勢原市にあります。

高速道からほど近いので、概ね東京からは1時間半程度あれば着くことが可能です。城南エリアであれば1時間ちょっとで行けるので、思った以上に近いですね。

公共交通機関では、小田急小田原線からバス移動で大山の登山口までたどり着くことができます。

駐車場

自家用車で行く場合は大山ケーブルカー駅のそばの駐車場のどこかに止めることになります。

大山ケーブルカー駅の最寄りの駐車場は、休日であれば最大料金1000円、少し遠目の大山ケーブルカー駅第一駐車場に止めるるのであれば600円程度で止めることが可能です。

ケーブルカーの駅側になればなるほど金額が上がりますし、混み合ってくるので少し手前のあたりの駐車場を利用するのがお勧めです。

遠くに停めると思ったよりも登山口が遠いが、やむを得ない

大山登山のそれぞれの区間について

大山ケーブルカー駅から大山阿夫利神社まで

大山ケーブルカー駅から阿夫利神社までの間はケーブルカーで登るか普通に登山するかの2択になります。徒歩でも概ね40分位で上ることが可能になっているので、体力に問題がないのであれば、混み合うケーブルカーを利用するよりは、徒歩で登ってしまった方がよさそうです。

男坂と女坂の2つのルートに分かれており、女坂のほうは比較的ゆったりとして距離がある登山道、男坂のほうはかなり急な短い登山道になっています。(埼玉の日和田山もこんな感じだったな…)

男坂の入り口。写真ではわかりづらいが、かなり急こう配

今回男坂を登りましたが、男坂は正直大山の全体の中でもかなりの急こう配でなかなか大変でした。さすがに男坂を子供と一緒に登ると言うのは慣れていないと厳しそうな感じです。

とはいえ、特に男坂の中で危ないなと感じる場所はあまりなく、全体として石での階段は整備をされており、40分程度で下社まではつくので、下社までで終わらせるのであれば、男坂の方をさっと登って達成感を得ると言うのも良さそうです。

(尚、当然、そこまできれいな階段ではないので、登山靴に相当したものを履いていくのは必須です)

男坂・女坂を登りきると、大山阿夫利神社の下社が待っています。

この時点で標高700mオーバーなので景色は十分。参拝もできる。

大山阿夫利神社下社から大山頂上の上社まで

下社から頂上の上社では概ね1時間半程度のルートになります。

尚、ルートとしては、見晴台を経由して頂上に行く別ルートもありますが、どちらかと言うと下山ルートに近いので通常の参拝用ルートを通った方が他の登山客とのすれ違いが少ないので快適だと思います。

参拝ルートの序盤は男坂と同じぐらいの勾配があり、結構急ですが、足元の整備状況が良く、登りやすいです。加えて、後半は比較的緩やかな上り坂となっているため、序盤キツく、体力のなくなってくる後半にかけて楽になる設計でとても登りやすいです。

とはいえ、でこぼことした岩場が続く道ではありますので、通常のスニーカーなどで登ろうとすると、さすがに足を痛めそうではあります。装備はきちんとしていたほう方が良さそうに思います。

また、標高が高くなってくると、かなり風が強く、寒い場合があるので、秋冬の場合は服装をきちんとしていかないと猛烈に体力を奪われそうです。

尚、登っている最中は神奈川県の江ノ島方面から伊豆にかけてがきれいに見えるスポットが多く、半分を過ぎたあたりから富士山も見えてくるようになります。

当日は少し富士山に雲がかかっていた。晴天ならめちゃくちゃきれいに見えそう。

1時間半~2時間ぐらいかかりますが、登りきると大山阿夫利神社の上社があります。

鳥居が見えたらゴールはもうすぐ!結構大変なのでテンション上がる。

上社からの下山ルート

帰りの下山ルートは来た参拝ルートを戻るか、見晴台を経由して少し遠回りしながら緩やかに降るルートの2択になります。基本的には登ってくる方が多い参拝ルートよりも見晴台を通って行くルートの方がスムーズに下山しやすくお勧めです。

見晴台側のルートは勾配がゆるやかで、足元も整備されていて下山しやすい

なお、見晴台側のルートは一部足元が崩れていたり、かなり細いルートも存在するので、その点、注意をして歩いていくことが必要です。下山の所要時間は1時間程度でした。急こう配の場所もほとんどないので、そんなに体力的にも大変ではないですね。

大山のトイレや食事処について

トイレは登山前・下社・上社にそれぞれあり、どれも水洗で比較的きれい。

お手洗いは登山前のケーブルカー乗り場の手前や下社・上社のそれぞれのポイントポイントで存在します。2時間に1回ぐらいは利用するタイミングが存在するので、あまりお手洗いに困る事はなさそうな感じがします。

尚、お手洗いもかなりきれいに整備されているので、利用しやすいです(チップ制なので、小銭を持っていきましょう)。

ちなみに、下社のお手洗いは下社にたどり着く直前の山道の終わりにあるので、下社に参拝した後に行こうとすると、いちど数十段の階段を降りてまた登ってくることになるので、お手洗いは見つけたときに早めにすました方が、後で後悔しなくて済みます(私は後悔しました)

食事処も各所にあり、困らない

下社ではかなり食事が充実しており、一般的な茶屋に加えて、AFURIのラーメン店舗が出ていたりと食事する所には困りません。また飲み物も下社の茶屋で購入することができるので、足りなければそこで補充することが可能です。

また、頂上の上社にも食事処があり、豚汁やおでん、カップラーメンなど各種食べ物を購入することが可能です。

あまり食事については持っていかなくても随所で食べることができるので、登山中に食べる補給食のようなものさえ持っていけば済むような感じはしますね。

(結構登山客の中には、ジェットボイルなどを持ってきて、自分で登山後に作っている方も多くいらっしゃいましたが)

全体

全体として整備状況が非常に良く、3時間程度の登山に挑戦したい場合に非常に向いている山のように思いました。

ケーブルカーで登山時間を調整することができるので、メンバーの体力に合わせた設計が可能ですし、駐車場などのアクセス状況も非常に明瞭で、あまり満車になるようなケースも想定されないのもありがたいですね。

ノンストレスな山で非常に良かったので、また違うメンバーでも行ってみたいですね。