城南島海浜公園でまた潮干狩りをしてきました。取れ過ぎないのもあって、大きいものが出てきたときに嬉しく、楽しいですね。
毎年結構楽しめそうなので、忘れる前に持ち帰り・砂抜き・塩抜きについて記録しておきます。
持ち帰り方
現地で洗った方が良い
城南島海浜公園のつばさ浜の入り口には水道があるので、そこでざっとアサリを洗ってしまうのが良いです。
帰ってから洗っても良いのですが、細菌のことなども考えると、ここである程度洗ってしまった方がいいですし、砂を持ち帰ると面倒です。
(ただ、そこそこ混んでいるので、混んでいる場合は子ども優先で譲ってあげたほうがよいですね)
水に入れずに持って帰って大丈夫
アサリはよほど熱くなければ水がなくても2,3日生きるぐらいには生命力が強いようなので、海水なしでそのまま持ち帰って大丈夫です。砂抜きは家でやればいいですし、砂抜きを車の中でやって、アサリが揺れで傷ついても嫌ですしね。
(砂抜きの最中のアサリは、結構弱点むき出しでリラックスしているので…)
尚、城南島海浜公園の海水はお世辞にも綺麗ではないので、海水で砂抜きした方がベターとはいえ、塩水で十分足りるので、衛生面を考えるとあえて持って帰ってくる必要はないです。
砂抜き
洗ったアサリをバットなどにならべ、3%の塩水(水道水+食塩でOK)をアサリが被るくらいまでかけて、紙で蓋をするなどして、暗所にします。密閉すると、酸欠になる可能性があるので、密閉しないように注意が必要です。
暗所にして、室温10-20度程度、適切な塩水の濃さになったら、アサリがそのうちリラックスして、普段の生活を始めます。3時間ぐらい放置すると、概ね砂が吐き出されます。水を変えてさらに3時間ぐらい経てば、ほぼ砂が残っていない感じだとは思います。
尚、アサリも生きているので、排泄物が出るので、砂以外にも結構排出します。糸のようなものは足糸というアサリが出す物体なので、気にしなくても良いです。
この段階で顔を出さないアサリは死んでいる可能性があるので、見分けられるように1回目の段階で顔をだしていなければ、別の容器にわけて、確認してみると良いです。2回目の段階でも顔を一向にださないのであれば、死んでいると思います。
結構リラックスした姿を見せるので、だんだん愛着がわいてきます。
塩抜き
砂抜きが終わったアサリをしっかりと水洗いした後、ザルに入れ、上から濡らしたキッチンペーパーを置き、暗所にします。そのうち吸った塩水を吐き出し始めるので、30分程度置いたらOKです。
(結構モゾモゾ動くので、音がして面白いです)
さらに3時間程度放置すると、うまみ成分が増えるそうなので、毎回4時間ぐらい放置してみています。
保存と調理
保存
基本的には冷暗所であれば生き延びると思いますが、温度管理が面倒であればこの時点で冷凍してしまうか、濡らしたキッチンペーパーをかけて、野菜室に入れてしまうのが良いかと思います。
調理
死んだもの、死んでいないものがわかりやすい酒蒸しがおすすめです。子どもも、透明な蓋を使うと、貝が開くところを見ることができますしね。
正直、城南島海浜公園のアサリはけっこう美味しいと思います。
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