アクアマリンふくしま（福島県いわき市）はとても良い水族館だった

「アクアマリンふくしま」がかなり良い水族館だったので、簡単に記録しておきます。「スパリゾートハワイアンズ」からそんなに遠くないので、1泊2日の翌日に行くとちょうどいい旅程が組めていい感じですね。

アクアマリンふくしまの住所は「福島県いわき市小名浜字辰巳町50」で、福島県南部のいわき市の海沿いに存在します。

周辺には「イオンモールいわき小名浜」やら、「いわきららみゅう」などが集積しているので、栄えているエリアです。
スパリゾートハワイアンズとの位置関係でいうと、そんなに近くはありませんが、車で30分程度なので、さほど遠くもありません。

アクアマリンふくしまの脇にかなり広大な駐車場があります。施設も開けた場所に存在するので、特に迷うようなところはありません。駐車場料金は無料です。

入館料は大人が1850円、子どもが900円、未就学児は無料です。
いろいろな会員サービスで割引が効くには聞きますが、100円程度なので、あんま変わらないですね。

公営系の水族館のわりには結構お高めな印象ですが、設備の規模感や展示のレベル感からすると、これぐらいはするかなぁ…という感じで、費用対効果は見合います。

「アクアマリンふくしま」の展示ですが、縄文時代の里山をテーマとしたエリア、ふくしま沖の黒潮と親潮の潮目をテーマとした展示、捕鯨をテーマとした展示、原発事故をテーマとした展示など、非常に多岐にわたる展示が楽しめます。

オホーツク海や熱帯地域の展示など、多くの水族館で見ることのできる展示はこんなものかな、という感じもなくはないですが、テーマ性の強い展示は展示の内容も濃く、ボリューミーで大人もかなり楽しいですね。

イルカショーなどはないのですが、まあ、イルカショーなんかは都内や近隣の水族館で見ればよいですし、子ども向けには、後述のとおり参加型体験があるので、なくてもあまり問題はないです。

また、アクアマリンふくしまは人口砂浜での生き物探し体験や、アジの釣り堀、触れるはく製の展示など、子供向けの参加型体験も用意されています。
変わり種としては、水族館で魚を眺めながら鮨を食ったりできます。こう書くと、ちょい悪趣味な感じもしますね…。

アジの釣り堀は竿代1000円（家族で共有可能）、1匹釣るごとに200円の料金設定で、釣ったアジはその場でから揚げにしてもらい、食べることができ、かなり良いですね。
入れ食い状態なので、割とすぐに体験としては終わってしまいますが、子どもと楽しみつつ、腹を満たすにはちょうど良いです。

尚、屋根があるエリアで行うので、雨が降っていても釣り体験は可能です（ほかの屋外系は雨降ってるとさすがに厳しいですが）

全体として、展示のボリュームもしっかりしていますし、展示ごとの解説や説明の流れも凝っているので、非常に良い水族館でした。
割と水族館には行っているほうではありますが、関東近郊の水族館の中でもトップクラスの展示なのではないかなーと思います。

また、参加型体験も妙な製作体験系だけではなく、釣りや生き物探しなど、しっかりとした体験ができるのもよかったです。
釣りして、から揚げを食えるのはかなり良かったですね。子どもも喜んで食べていましたし、から揚げも非常に美味しかったです。

ふくしまという距離の遠さがあるものの、もう一回行ってもいいかなーという感じです（東京から200㎞超、3時間かかるのが難ですが…）

teke teke my life お出かけ編